公営ギャンブル性のある競馬
これまでパチンコを好んでやっていた知人は、競馬も同じように好んでやっており、平日はパチンコの日、土曜日と日曜日は競馬の日、という具合でした。パチンコか競馬のどっちにするかというのを悩んでおり、パチンコのほうが勝ちやすいというときもあれば、競馬のほうが勝ちやすいという場合もあります。どっちもギャンブルに変わりないわけですが、お金を賭けるのとレジャー要素とがあって、いくぶん嵌りやすいものと思います。
賭けて当たったときには、満足感が得られるのです。逆に外れたら不満足になり、ヤケになってしまいやすいようです。からくりの悪循環は、勝ったら勝ったで次にも勝てるように賭け、負けたら負けたでそれを取り戻そうと賭けるようになりやすいことです。ギャンブルの恐ろしいところはこういう悪循環にあるような気がします。
やりだすとしばらく嵌ってしまうわけですが、そもそも賭け金がもったいないと思うようになると、もう何年もしなくなります。逆に、株とかFXのほうに賭けるほうが増えてくるのです。
競馬の勝率を考えるとすると、やはり極めて低くなるのが明らかで二択どころか、何十択・何百択以上にも及ぶものです。たとえば、1レースに出場している競走馬が15頭いて、1位の馬を当てる、1位2位の馬を当てる、1位から3位までの馬を当てるというのは、非常に難しいことです。同じような能力の馬が4頭いるとすると、1位をあてるのに、毎回25%の確率です。ほかの11頭のうち予想外の馬が入ってくる確率も含めると、15%ぐらいにはなるのではないかと考えられます。
そうすると、10回買って、1.5回しか当たりません。8.5回はずれているうちに、資金がなくなってしまい、結局は負けてしまっていることのほうが多いのです。連勝のような賭けに出ると、もっと確率が低くなります。これでは、レジャーというよりも、掛け金の無駄使いになるということがいえます。少なくとも、お金のためにはならないということです。